Character


  • ミク
 物語上では「初音」と表記。がくぽもそのように呼んでいる。
 虚ろな目でいつも見ており、彼女を好き好んで仲良くする者はいない。
 がくぽのアンチテーゼ的役割を果たしている。実はがくぽを陰ながら気にしているが、それを言い出す機会に恵まれない。よく言うツンデレ。
 がくぽの一個下ではあるが飛級を果たし、がくぽと同じ学年にいる。天才。
 頭はいい。理解力もあるが、所謂猪突猛進で一度決めたことは変えられない性格である。
 初期設定では「自分は神である」ということをがくぽに誇示し、所謂役割が全く逆の感じにする予定だった。
 初代神管ムーンリット・アートで、白いルービックキューブを持っている。あと、第何次元云々かんぬんも持っている。(古いタイプらしく、地球の形をしたキーホルダーでなっている)
  • がくぽ
 話し手。物語上では「僕」と表記。
 白衣を着ていて、これは化学が好きで先生に開放してもらった理科室で実験をしているからである。
 ミクのアンチテーゼ的役割。ミクのことを気にはなっているが実際それを意識していない。
 小さい頃精神異常者でその理由は、幼い頃目の前で姉の死を見てしまったから。ルカは彼の姉であるが彼女が死んでしまった(神となった?)のは小さい頃なので忘れてしまっているものと思われる。(またはその記憶を封印しているので精神異常を来たしてしまったものとみられる)
 初代影神。初音の気持ちを理解はしているが、ポーカーフェイスを気取っている。
  • ルカ
 所謂神。がくぽの姉である。
 「遠い昔に愛した人」に該当する人間はがくぽであって、彼女自体がくぽを庇って死んでしまった。だが彼女にはその記憶はない。(あっても曖昧なものである)
 現在の『神のすごろく』保持者(『神のすごろく』については後述)だが彼女にはその自覚はない。
「日常」最終回で彼女は前のように生きて生活をしている。これは彼女の願いが叶ったものと見られる。
 「校内探検」では、リリーによって神の力を無理矢理に取り戻された。
  • カイト
 先代の神でこの事件(?)の張本人。ミクとがくぽを『神の箱庭』へと導いた。
 理由は神そのものの“破壊”。神という概念そのものを破壊して(即ちそのときとともに『神のすごろく』も破壊される)新たな世界を再編しようと考えた。実際成功し、彼は今がくぽたちを影から見守っている(彼とがくぽだけ記憶が残っている)。だが、本当の目的はメイコを取り戻すためだとされている。
  • グミ
 『神の知識』を研究するという名目でMGR団に入った。第7次元閉鎖空間外操作情報インターフェースを所持しており、神の箱庭の管理者である。そしてなぜか折りたたみナイフを所持している。実は神のすごろくを復活させるために下界へと行かせていた使者。ミキの部下に当たる。
  • ミキ
 神威を神の箱庭へ連れ戻しに来た使者。
  • リリー
神管。人間名ライツヴェルト・ホープ。下界では脳科学者として神威を今のところまで助けたとされる。