傷つくことを恐れて
嘘つくことを恐れて
僕は泣くことしかできなくて
そんな僕に何ができる?
そんな僕に何もできない。
手を伸ばした君にだって
ほんとは裏じゃ蔑んでるんでしょ?
「大嫌いじゃないよ」とか言いながら
裏ではいつも嗤ってる。
そんなことを僕はいつも見てたのさ
「あれも好き」「これも好き」なんて
君は言うけれど
僕にとっては何も分からないただのガラクタ
君にとっても意味を見いだせなくてガラクタ
風がノックした僕の扉を
いや実は君がノックしたその扉だったんだ
それをノックした君が言ったのは
いやそれをノックしたのは君でよかったんだ
ただ「ありがとう」と君に伝えたくて
ただそれすらも僕には遠い言葉で
ただ君にそれだけを伝えたくて
でもその言葉を紡ぐのがとても難しくて
だから僕は今日も君に何も言えない。
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20120429投稿。
87曲目になります。
ツンデレみたいな。いや、デレツンが正しいのかなあ。素直になれない少年の歌です。
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